師匠ともいえるつんくに対して、デビュー直後の保田圭が放ったひと言が「オメー」だったとは、誰が想像しただろうか。
保田は8月13日放送の「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)に出演し、衝撃の過去を明かした。保田はつんく♂を「オメー」と呼び、周囲の人からこっぴどく怒られたことがあるそうだ。そんなやらかしをしてよく芸能界に生き残れたと思ってしまうが、それには理由があるという。
この日の放送で紹介されたのは千葉県の富津市。保田の出身地である。保田によると富津は漁師町であり、方言があるという。例として「あじょ?」(元気?の意)を挙げ、さらに「富津では目上の人にも『オメー』って言う」と話した。そんなわけで保田はつんく♂に「オメー」と言ってしまったのだとか。
「保田によるとデビュー直後のこと。そんな時に保田がつんく♂に『オメー』と言ったら、周囲はさぞ凍りついたことでしょう。幸いにもつんく♂本人は怒らなかったようです」(テレビ誌ライター)
富津の漁師たちに伝わる方言はかなり荒っぽく、保田がバリバリの富津弁をしゃべっていたら、つんく♂も激怒していたはずだというのは、富津市出身の芸能ライターだ。
「保田は『あじょ?』を『元気?』という意味だと話していましたが、いろいろな意味があります。『あじょした?』で『何してるの?』の意になります。漁師たちはこれをあいさつとして『何オメーよ、あじょした? あー?』と話しかけてきます。よその人間にはけんか腰に感じますが、漁師にそんなつもりはまったくありません。ただのあいさつなんです。もし保田がつんく♂に『オメー何? あじょした?』と聞いていたら‥‥。さすがに怒ったのではないでしょうか」
方言で身を滅ぼすことのないよう注意したいものである。