綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」(TBS系)の第9話が8月28日に放送され、平均視聴率は6話に並び同ドラマ最低の9.5%だった。
今話は、新町亮太郎(綾野)が担当するパリオリンピック代表候補の水泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太・Snow Man)が、ドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡された。
しかし、麻生は同じ五輪メダリストの水泳選手だった父の教えを守り、自分が口にするものはすべて詳細に記録。サプリメントなども成分を調べ、ドーピング疑惑がもたれた際に身の潔白を証明できるよう錠剤を1錠残して保管していた。その姿勢を知った新町は、疑惑を晴らそうと奔走するが、高柳社長(反町隆史)は、麻生との契約を打ち切ると決断する。
新町はドーピングに詳しい弁護士に相談し、結果、疑惑は晴れ、4カ月の処分となったのだが、この新町のやり方に高柳は反発。新町を解雇するのだった。
この展開に対して、疑問視する視聴者の声が少なくないようだ。
「プロアスリートをマネージメントしている会社なのに、ドーピングに詳しい弁護士がいない不思議。通常ならば、薬物問題は直ちに弁護士との相談が始まり、サポート会社が動きます。もし、高柳のような対処ならば、アスリートは安心して自身のマネージメントを任せられません。現実とはかなり乖離している展開な気がします」(スポーツ紙記者)
次回は、解雇された新町が、新たなステージを模索するのだが、どんな展開になるか注目したい。