子どもを預けて“一人時間”を確保することは、頻繁に実現できるとは限りませんよね。「もっともっと、日々の生活の中でホッと一息つく時間を確保したい!」と感じたら、次のようなことを試してみてはいかがでしょうか。
■「休憩します」宣言をする
「家族と一緒にいる時間は、いつでも家族のことを最優先にしなければ……」と考えてしまうと、疲れていても自分を酷使してしまいます。でも、家事や育児、仕事で疲れているときは、ママにも一息つく時間が必要です。そんな場合は、「いまから30分間休憩します!」などと時間を伝えて休憩宣言し、「家族がママにあれこれお願いをしない時間」を作ってはいかがでしょうか。
乳幼児期の子がいる場合は、家族に協力を仰いだりお昼寝時間を活用したりすると実現しやすいですね。夫に協力してもらう場合は、同様に夫の休憩時間を確保するようにしたり、ママが休憩中の時間は家族もそれぞれ好きなことをできる時間にしたりすると、協力を得やすいですよ。
■本格的な“映画館ごっこ”で安らぎの時間を確保する
一息つくために自宅のテレビやパソコンで映画鑑賞をするときには、映画のチケットを作ったりポップコーンを用意したり映画館のような雰囲気にするために部屋を暗くしたりすると、臨場感を出しやすくなります。家族が映画を楽しんでいる間は、自分も映画を楽しみながら体力チャージをするとよいでしょう。
「休憩します」宣言だけでは、休まらない場合にもオススメの方法です。鑑賞後に家族で感想を語り合ったり内容のクイズを出したりしてコミュニケーションを深めれば、家族団欒の時間や思考を深める時間も確保できますよ。
いつも通りの我が家でも、ちょっとした工夫でホッと一息つく時間を確保しやすくなります。定期的に家族会議を開いてご家族に合った方法を模索し、ママが心地よく過ごせる時間を増やしていってはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)