恋人とケンカをしたとき、「素直に謝れない……」という女性は多いはず。その結果、険悪ムードをズルズルと引きずってケンカ別れしてしまうなんてことも。そんな最悪な事態を回避する一番の方法は、ケンカを長引かせないこと。ケンカを引きずることのデメリットって、実は心理学的に証明されているのです。
■ケンカ中はストレスが増大する
カナダのビショップス大学の心理学者Fuschia Sirois氏によると、物事を先延ばしにするとストレスをかえって増大させるのだとか。確かに、ケンカの最中は何をしていてもそのことばかり考えてしまい、モヤモヤが消えませんよね。これは心身に大きなストレスがかかった状態なのです。そして、それは相手も同じ。結果、その状況から逃げるために、別れを選択してしまう人も少なくないのです。
■怒りのピークは「6秒間」
別れを回避するためにはケンカを長引かせないことが一番の策ですが、すぐには仲直りできないという人も多いでしょう。そんなときにオススメなのは、いったん離れてみること。怒りのピークは「6秒間」しか続かないといわれます。言い合いがヒートアップしているときや、感情が高ぶっているときは、物理的に少し離れるだけで気持ちが落ち着くはずです。
■謝罪や話し合いする場を設ける
気持ちが落ち着いたら、「話し合わない?」「謝りたいから会えない?」と連絡を取ってみましょう。なるべく時間を空けずに、仲直りの機会を設けるのがポイントです。スムーズに話し合いができるように、伝えたいことを事前にまとめておくのもいいかもしれませんね。
恋人同士にはケンカは付きもの。でも、ケンカが続くとお互いに疲れてしまいますし、長引かせてよいことはひとつもありません。ラブラブな2人で居続けるためにも、ケンカはできるだけ早く終わらせることを意識してみてくださいね。
卯花はる(うばなはる) 大学で心理学を学び、心理カウンセラーの資格を持つ。心理学を取り入れた独自の鑑定方法(深層心理タロット占い)でたくさんの恋愛相談に応えてきた。また、自らも遠距離恋愛を乗り越え結婚。現在は一児の母で、恋愛ライターとして多くの媒体で執筆中。