仕事をする上で欠かせないスキルは、大きく分けて「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3種類があるといわれます。企業研修などは、この3つのスキルを向上させるために行われることが多いようです。
テクニカルスキルは業務をする上で必要な専門技術、ヒューマンスキルはコミュニケーション能力や統率力、コンセプチュアルスキルは判断力や問題把握力などの“概念化能力”を指します。もっと分かりやすくいえば、複雑で抽象的な問題を、創造的かつ論理的に考えて本質を見極めるスキルのことです。
ビジネスでは常に問題が生じます。コンセプチュアルスキルは、それらの問題を正確に捉えて最善策を講じることのできる能力であり、マネジメント職に求められるといわれます。
テクニカルスキルとヒューマンスキルはよく知られており、日々鍛えているという人も多いはず。しかし、これからの時代は、リーダーに必要なコンセプチュアルスキルをいち早く身につけておくのがよさそうです。