俳優・木村拓哉が20年と21年の新春スペシャルドラマで主演を務めた「教場」(フジテレビ系)が来春、月9ドラマとして連ドラ化されることを9月13日発売の「週刊女性」が報じた。
同誌によると、「教場」は20年の第1弾では視聴率15%超、21年の第2弾でも13%超の高視聴率をマークしたことから、早い段階で21年秋の木曜10時枠で連ドラ化の話が進んでいたという。しかし、第2弾を放送したばかりだったため、その時は木村側から断られたという。
来春の月9出演が決まった際にも再びフジ側から打診されたが、木村は「新しいキャラクターを演じたい」と固辞。しかし、結果的にオファーを受けたのは、今年4月期に主演を務めた「未来への10カウント」(テレビ朝日系)の影響があったからだという。同作は思ったより話題にならず木村は消化不良を感じていたようで、そんな時にフジ側から続編を打診されたことで、新境地を開拓して高い評価を得た「教場」への出演を決めたという。さらに連ドラ後には映画版の準備も進んでおり。公開は来年末。フジテレビは「教場」の長期的なシリーズ化も見据えているようだ。
ネット上では、《教場は面白かったから期待》《続編楽しみ。まあまあ待ってました。キムタクが義眼になった経緯の犯人が誰なのかずっと気になってる》《続きそうな終わり方だったのに、今年なくて残念だったから嬉しい》など喜びの声が続出した。
「木村が一度、教場の連ドラ化を断ったのは、来年7月にHuluで世界同時配信される海外ドラマ『THE SWARM』や来年1月公開の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の撮影とスケジュールが被ったためと言われていました。いずれにしても『教場』は第2弾の放送でさらなる続編を匂わせつつ、多くの謎を残したまま終わっています。続編を作らないというのはファンにとってはあり得ない話で、それだけに木村も満を持して挑みたかったのでは」(芸能記者)
「高視聴率男」復活となるか?
(柏原廉)