9月26日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)にゲスト出演した阿部サダヲが、思わぬことでMCのお笑いコンビ・バナナマン設楽統と意気投合したことに驚きの声があがっている。
この日の放送で阿部は、18歳の娘の行動で困っていることがあるとテロップで紹介され、実は「娘が私の服を盗みます」と同じくテロップで紹介されたのだ。阿部が「僕、結構ツナギ(オールインワン)を着るんです。着替えしやすいんで。それを持っていかれることが多いですね。(洋服が入っている)タンスとか見て、『ないなぁ』と思ってると、『ただいまー』って(娘が)着て帰ってくるんで」と、困っているとは思えない笑顔でコメント。
するとMCの設楽が「僕も、娘、僕の服、勝手に着ていってます。勝手に。結構いい古着を(笑)。『なるほど、コレ持ってく?』みたいな。でもまぁ、『いいよ、いいよ』って。いいですよね、別に。うれしいですよね」と同じようなエピソードを展開。2人は「いいですよね」「ファッションも1周してるからね」「ちょうど昔っぽいやつなんかちょうど、ね」「『お父さんの物と一緒に洗濯しないで』なんて(娘から)言われるとか聞いたりするけど」など“お父さんトーク”が弾み、最終的に阿部は「だからホントは困ってないんですよね」と、はにかんだ笑顔を見せた。
その後、共演していた坂下千里子が「それはお父さんがオシャレだから。私は父親の服を借りようとも思わなかった」と反論したが、設楽は「思い切って飛び込んでみると(オシャレの)幅が広がりますよね、お父さんの服って」といい、阿部も「そうですよねぇ」とタッグを組み、坂下が引き下がることとなった。
「2010年頃からおじさんが着ているようなアイテムをかわいらしく着こなす“おじカワ”コーデが10代女子を中心に流行し始め、ファッション誌でも特集を組むなどして取り上げられるようになりました。さらにこの3年間で、コロナ太りを上手に隠せるコーディネートとして“おじカワ”コーデの人気はうなぎのぼり。阿部さんや設楽さんのお嬢さんたちは、センスのいい“おじアイテム”をお父さんから借りて上手に利用しているというわけです」(ファンション誌編集者)
この秋も「おじカワ」コーディネートの人気は続行中だ。