「賢くなってもらいたい。そのために、子どもには本をどんどん読んでもらいたい」というのは、親の切実な願いですよね。でも、子どもに「本を読みなさい!」と無理強いしてはいませんか? 実はそれ、逆効果になることもあるんです!
なぜなら、「本は言われたら読むもの」という意識が子どもの中に植え付けられてしまうから。幼少の頃にそうした体験をしていると、学生になっても社会人になっても自分からは読書をしない人間になってしまうのです。
では、どうすればいいのでしょうか。専門家たちの声を聞くと、環境づくりが大切なようです。例えば、常に本が取れるようにリビングに本棚を置く、子どもが興味を示した本は読ませてあげる、本屋や図書館に積極的に連れて行くという方法があります。
また、親が楽しんで読書をしている姿を見せるという方法もあります。親がスマホばかり見ていては、子どもだって読書をしないですよね。
環境を整えると同時に、親の行動や環境を見直してみるのもいいかもしれませんね。