香取慎吾と草なぎ剛の二人芝居「burst!~危険なふたり~」が10月1日にスタート、26日まで上演される(於・日本青年館ホール)。およそ7年ぶりの再演で、演出は前作同様、三谷幸喜氏。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を書き終えた“奇才”が、再び慎吾+剛とタッグを組む。
9月に入ってから2人は、タイトルは変わったが27年間続くラジオ番組「ShinTsuyo POWER SPLASH」とABEMAの月1バラエティ番組「7.2 新しい別の窓」に舞台の稽古も加わって、ほぼ毎日一緒にいた。これほどの時間をともに過ごすのも、およそ7年ぶりだったという。
香取は「日本の歴史」、草なぎは音楽劇「アルトゥロ・ウイの興隆」でそれぞれ昨年も主演舞台でステージに立っている。しかし、「burst!」はたった2人の対話劇。多くのキャストを抱えた通常の舞台と比べて、台詞量が圧倒的に多い。喉のケアもいっそう入念になっており、黒豆ドリンクの飲用、吸入器、室内温度・湿度管理に余念がない。
そんななか、“健康つよぽん”こと草なぎから学んだ習慣を、香取はモーニングルーティンとして続けているという。
「単純なことですが、朝のうがいです。睡眠中に口内で雑菌が繁殖しているので、起床後のうがい、歯みがきが必要ですが、草なぎはずいぶん前から心がけていました。香取もまねして始め、寝ぼけまなこで即何かを飲みたい時でも、ふと草なぎの言葉が頭をよぎるそう。今ではまず、洗面所に行くことが習慣となっているとか」(芸能ライター)
草なぎの健康哲学は、些細なことの積み重ねと継続・心がけ。48歳になった今なお、20代の頃とプロポーションがほぼ変わらないのは、苦労と努力の賜物。「敵はストレス」と考えていて、特に上演期間中は規則正しい生活を心がけ、ベストな睡眠時間をキープする。
草なぎといえは、今秋は映画「サバカン SABAKAN」が公開。来年1月期にはフジテレビ系列で主演ドラマの復讐シリーズ最新作が月曜夜10時枠で放映される。“月10”といえば、かつて「SMAP×SMAP」(フジ系)が放映されていた枠。草なぎの“怪演”が戻ってくるとあって、業界大注目だ。
草なぎ、香取は来年にかけても視界良好だ。
(北村ともこ)