最近よく耳にする“オンライン診療”。でも、「ちょっと不安……」と感じていませんか? 実は、いまでは多くの女性たちがオンライン診療を利用しているんですよ。
Lunatomoが全国18~39歳の女性855人に対して実施した『ピルの利用実態調査』によれば、ピルを服用している女性のうち、57.7%の女性がオンラインでのピル診療を利用した経験があると回答していたとか。
また、通院してピルを入手している人のうち、9割以上は何らかの不便を感じていて、その理由として「待ち時間が長い」「定期的な通院が面倒」「病院の予約が取れない」という回答が挙げられていました。これら通院時の悩みも、オンライン診療の利用が進んでいる背景にあるようです。
そんなオンライン診療、女性にとって利用しやすいサービスが増えているようです。例えば、こんなサービスがあります。
■「ルナトモ」
ルナトモは、2022年10月3日から本格提供を開始した、ピルの処方を受けたいときに利用できるオンライン診療プラットフォームです。提携するクリニックの産婦人科・婦人科医師のみが、オンライン診療とピルの処方を行います。
オンライン診療の初診および再診の費用は無料。診療はビデオ通話なので、医師が表情や顔色などを確認しながら問診を行い、一人ひとりの症状やライフスタイルに合ったピルを提案してくれるそう。このように、手軽にピルの処方が受けられるのはうれしいですね。
■ルナレディースクリニックのオンライン診療
ルナレディースクリニックが提供する婦人科オンライン診療では、ピルの処方、アフターピルの処方、月経移動、おりもの異常の診療をオンラインで受けられます。
問診から薬の処方まで、すべてがLINEで完結するのだとか。「なんだかおりものの状態がいつもと違う」「この症状って病院に行く必要ある?」など、気になる健康の悩みを実際の診察の前に無料で相談できるそうです。
■「DMMオンラインクリニック」
性感染症の不安があるけれど、「診察を受けるのがなんだか怖い……」という女性も多いのでは? そんな人は、まずはオンラインで相談してみるのもいいかもしれません。
DMM.comが新六本木クリニックと展開するオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」では、医師及び薬剤師の監修の下、性感染症検査キットの取扱いと、クラミジア、性器ヘルペス、トリコモナス、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダのオンライン診療、治療薬のオンライン処方をスタートさせました。これなら、性感染症の診療も受診しやすいですね。
オンライン診療は、どんどん身近になってきています。不安に感じている人こそ、一度試してみてはいかがでしょうか。