16-17年のフィギュアスケートシーズンに合わせて、GPシリーズが始まる10月からフィギュアスケートのアニメ「ユーリ!!! on ICE」(テレビ朝日系)放送される。アニメに出て来るフィギュアスケートの振付は現役で活躍する宮本賢二氏が行い、フィギュアファンが見ても楽しめる本格的な内容になるようだ。
「脚本の原案やキャラクター原案は『モテキ』『アゲイン!!』などの漫画家・久保ミツロウ氏が、監督・シリーズ構成をアニメ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の山本沙代氏が、アニメーション制作は『パンチライン』のMAPPAが担当と、アニメファンも納得の布陣で臨んでいます」(女性誌記者)
ストーリーは、日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗し、故郷の九州に帰ることになった崖っぷちスケーター、勝生勇利が、世界の名だたる選手たちとグランプリシリーズを戦っていくというもの。今年のフィギュア界を盛り上げるのにひと役買いそうなアニメだが、このアニメが盛り上がるかは別問題のようだ。
「今のフィギュアスケート人気、羽生結弦人気を意識して男子選手を主人公にしたのでしょう。しかし、羽生選手は王子様のようなルックスといい、激動のスケート人生といい、ストイックな取り組み方や結果の出し方など、以前から存在自体が漫画より漫画っぽいと言われています。スケートファンから『現実のほうがおもしろい』と、そっぽを向かれなければよいのですが」(スポーツライター)
高橋大輔以前は見向きもされなかった男子のフィギュアスケートがアニメになるだけでもスゴイことなのだが、評価は果たして?
(芝公子)