女優の福原遥がヒロインを演じるNHK朝ドラ「舞いあがれ!」。11月21日からは「航空学校編」となり、SNSでは今まで影を潜めていた「#舞いあがれ反省会」がにわかに活気付いている。
今回の朝ドラは1990年代からスタート。ヒロインの岩倉舞(福原)がものづくりの街・東大阪市と長崎県・五島列島で育ち大学で人力飛行機サークルに入り、大空を飛ぶ夢に目覚めパイロットを目指す姿を描く。
21日からの第8週「いざ、航空学校へ!」は、大学の人力飛行機サークル“なにわバードマン”で大空を飛ぶ夢に目覚めたヒロイン・岩倉舞が航空学校を受験。1次試験、2次試験を突破してついに最終の面接試験に臨み、航空学校への入学を果たす姿が描かれる。ところがこの展開に、ツイッターでは「♯舞いあがれ反省会」のハッシュタグとともに「まず航空学校に簡単に合格しすぎですよ。アルバイトの下手な失敗シーンより描くことがもっとあるでしょ」「先週までものすごくよかったのに。丁寧で優しいドラマだった。今週見て悪夢が蘇った」さらに回を重ねるごとに「まいちゃんが尾行とか、挙動不審になってる」「お好み焼き真っ黒焦げはちむどんどん風味」といったコメントが寄せられるように。
「第8週から脚本家が変わったことが、その原因ではないかという声も上がっています。今作は、桑原亮子氏によるオリジナル作品。脚本協力に嶋田うれ葉氏と佃良太氏が発表され、第8週から嶋田氏が脚本を担当しています。嶋田氏は2008年『愛のシアワセ』でJUNON恋愛小説大賞優秀賞を受賞。2020年にはNHK朝ドラ『エール』では降板した林宏司氏に代わり、清水友佳子氏及びチーフ演出の吉田照幸氏と共同脚本を担当。今年公開されたのん主演の映画『天間荘の三姉妹』の脚本も手掛けています」(芸能ライター)
ネット上には「何か急に軽薄な雰囲気になったな~と思ったら脚本家が変わったんだね。急なドジっ子演出、ベタなナレーション、今まで丁寧に積み上げてきたものが音を立てて崩れていった」「脚本家変わったの知らなかった。ちょっとショックすぎてしばらく立ち直れないかも」といった声が日に日に増えるばかり。
「ちむどんどん」の二の舞だけは避けたいところだ。
(窪田史朗)