人がそのときどきで選ぶ色は心理状態の表れでもあります。ですから、派手な色を選んでいるということは、彼の心には「何かをアピールしたい!」という気持ちが渦巻いているのです。では、それってどんな気持ちなのでしょうか? 彼がチョイスしている服の色別に、彼の心理状態をみていきましょう。
■赤
恋愛や運動、大きな仕事など、「何かを全力でしたい!」という表れかもしれません。わけの分からない衝動があり、体が元気な状態でもあります。
■黄
美術や音楽などの美的なことに触れたい、人気者になりたい、幸せになりたい、不貞願望などの表れかもしれません。また、こまかいところが気になっている状態でもあります。
■オレンジ
友だちとワイワイしたい、友だちが欲しいと思っていて、食欲旺盛で美味しいものを求めています。また、SNSを駆使したい欲求があるようです。
■金色
お金持ちになりたい、仕事で最高の成功を味わいたいという願望が強いようです。また、恋愛の絶頂期を迎えたいと思っているかもしれません。
■ピンク
愛が欲しい。優しくて穏やかな恋愛関係になりたいと思っています。安らぎを求めて、愛を欲しがっているのかも。身体より心を求める人です。
男性の服の色からは、上記のような願望を持っていると予測できます。でも、ファッションの一部としてこれらの色を取り入れている程度ならとくに気にする必要はありませんが、“全身黄色”など過度な色づかいだったり、いつも同じ色をチョイスしていたりする場合は、自分に自信がなく、何とか仮面をかぶりたいという心の状態のときです。
これは男性に限らず、女性にもいえることです。もし、あなたがカラフルなものばかりに目がいくときには、心が疲れているときです。ゆっくり休んで自分を見つめ直す時期なのかもしれません。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。