残すところあと1話となったNHK大河ドラマ「鎌倉殿13人」。12月11日放送の第47話「ある朝敵、ある演説」では、史実でも有名な1221年(承久3年)「北条政子の大演説」が描かれ、北条政子を演じる小池栄子に称賛の声が飛び交っている。
幕府の後継者争いをきっかけに京では異変が起きる。朝廷の象徴である内裏が焼け落ち、後鳥羽上皇(尾上松也)は再建費用を日本中の武士から取り立てると決意。後鳥羽上皇は北条義時(小栗旬)が命に従わず、義時と御家人との間に亀裂が入ることを見込んでいたが、政子(小池)が弟・義時の立場を救う演説を御家人の前で披露。「承久の乱」へと進む道が見えた。
この1年の尼将軍政子の集大成と言える小池の演説シーンに、ネット上では
《政子の弟を思う気持ちがストレートに心に響いてきていつの間にか泣いてた》《私も御家人たちと一緒になって政子の演説を聞いていた感じ。小池栄子の女優力が詰まった演説だったと思う》
《政子の言葉には人を動かすパワーがあったと思う。自分も政子の演説聞きながら手がグーになってた》
《三谷幸喜が小池栄子のことを信頼しているのがよくわかる脚本だった。政子にここまで言われたら坂東武者は京と戦うよ》
と称賛の声が飛び交い、大反響となっている。
「彼女の代表作間違いなしの素晴らしい演技でした。小池といえば、先日『ニホンモニター』が発表した『2022年 タレントCM起用社数ランキング』では11社で4位となっていましたが、この勢いなら来年は芦田愛菜、本田翼、川口春奈の3強を崩すかもしれませんね」(芸能ライター)
NHKは、“小池に紅白の司会を任せればよかった”と後悔しているのでは?