NHKは12月23日、ロックバンド・安全地帯が大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」に出場することを発表。同日、メンバーでドラムの田中裕二さんが亡くなっていたことを所属事務所が安全地帯の公式サイトで発表した。
この日、公式サイトには「訃報」と題されたリリースがアップされ「安全地帯 田中裕二につきましては、かねてより療養中でありましたところ、2022年12月17日の夜、ご家族に見守られながら永い眠りにつきました」と報告。通夜並びに葬儀については親族のみで前日の23日に執り行われたという。
同日に発表された安全地帯の紅白出場については1985年に「悲しみにさよなら」で初出場を果たして以来、37年ぶりとなる。今回は特別企画として登場し、1988年にリリースされた名曲「I Love Youからはじめよう」を披露する。
「今年、安全地帯はデビュー40周年を迎え、11月22日から4日間『安全地帯 40th ANNIVERSARY CONCERT “Just Keep Going!”』が行われましたが、田中さんは療養中のため参加しませんでした。もともと田中さんの紅白出場は難しかったのかもしれません。ネット上には《田中さんがお亡くなりになり驚きました 紅白歌合戦でそろう姿が見たかったです》《すごく悲しい。でも紅白出ると知って嬉しいです。メンバーの皆さん奮起してるんだと思います》《喜びもあるけど、田中さんが出てない悲しさもありますね》など悲しみと喜びが入り混じった複雑な声が相次いでいます」(芸能記者)
大みそかに玉置浩二をはじめとしたメンバーたちは何を語り、どのような演奏を見せてくれるだろうか。
(柏原廉)