斎藤工、幼少期に受けた「シュタイナー教育」って何?洋服は「柄物」が禁じられ…

 もしも、女性だけでなく男性も妊娠することがあったら‥‥。そんな奇想天外なドラマが1月5日にスタートする。斎藤工主演の「ヒヤマケンタロウの妊娠」(テレビ東京系)だ。

 このドラマは、同名の人気漫画を映像化したもので、全ての男性が妊娠する可能性がある世界が舞台。斎藤演じる主人公の健太郎は、エリート広告マンとして仕事もプライベートも順風満帆。そんな中、謎の体調不良に見舞われ病院で診てもらうと妊娠していることが明らかに。この妊娠をきっかけに、健太郎の人生が大きく変わるというストーリーだ。

 撮影現場には託児所も設置。斎藤は以前、自身が監督を務めた映画の撮影現場に託児所を設置したことがあり、当時を振り返り「撮影が終わると、赤ちゃんたちがハイハイする姿が見られたんです」「僕らも癒やされながら作品作りに取り組むことができました。その時、僕の感覚では子どもが現場にいることがプラスしかないなと思えたので、それ以降も自分の監督作品とか主演作品の時は、託児所を設置する提案をしています」と語っている。

 そんな斎藤は、子供の時に通常とは違う特別な教育を受けている。それは「シュタイナー教育」というあまり聞き慣れないものだ。

「シュタイナー教育とは、哲学者・ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育法で、子ども一人ひとりが最大限に能力を活用できるよう、個性の尊重を重視した教育法です。斎藤は国内にある『学校法人 シュタイナー学園』に通っており、2022年に出演した『日曜日の初耳学』(TBS系)で、そのことについて触れていました。幼少期の多感な時期に人工的なものを、視覚的、味覚的、聴覚的に比較的取り除いた環境を作るという理念で、斎藤は『食事もマクロビだったりして、目に映るもの、耳に聞こえるもの、口にするものをすごくオーガニックなものに。着ている洋服も柄ものが禁じられていた』と当時振り返っていました」(女性誌記者)

 家でのおやつもいりこや玄米パンだったという斎藤が、小学校4年生の時に食べたポテトチップスに衝撃を受け、「おいしすぎて、膝から落ちる感じでした。なんでこれを禁じられていたんだと、ちょっと憎しみみたいなものを親に対して抱いた」と告白している。

 一風変わった教育を受けていた斎藤。俳優以外にも監督として活躍する彼だが、そんなマルチな才能はシュタイナー教育によって培われたものなのかもしれない。

(窪田史朗)

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