その人らしく生き生きと過ごしている人を見るとうらやましくなったり、「自分は周りに流されている……」と不安になったりしませんか? 自分の人生をもっと堂々と自信を持って生きたいと感じたら、次のようなことを大切にしてみてはいかがでしょうか。
■こだわりを持つ
ご自身の好きなものや趣味、一生続けていきたいと思える仕事など、「この幸せだけは譲れない!」というものや経験はありますか? まずは、自分の好き嫌いに敏感になって「こういうふうに過ごす自分でありたい」というイメージを持つところからスタートしてください。自分にとっての幸せを明確にしていくことで、日々どのように振る舞いたいか、どんなふうに過ごしたいか、どんな人と付き合いたいかなども明確になっていきますよ。
■いまの自分に素直になる
自分なりの人生論を持つと、「一度決めたことをコロコロ変えるのはカッコ悪い」と思ってしまうかもしれません。でも、人の考え方や感じ方は日々変化していくもの。“いま”の自分の気持ちに素直になって、新しい選択も視野に入れられるようになると心がラクになりますよ。逆に言えば、「これを幸せだと決めてしまっていいのだろうか? もっと他にあるのでは……」と悩む必要はありません。新しいチャンスをみつけたら、そちらに行動を移してみてもいいのです。
■相手も大切にする
自分の幸せを実現するためには、他人のサポートが必要なこともあるでしょう。自分のことしか考えず、相手に変わってもらおうとしてばかりではうまくいかないことも出てきます。自分の幸せだけでなく、相手の幸せにも敏感になって協力し合うことができれば、お互いに自分らしさを表現しやすくなるはずです。お互いに心地よい状態を目指すことで、自分だけを優先するよりもはやく自分の望みを叶えることができるケースも多いものです。
いま思う“自分らしさ”を明確にして、よい実現方法をみつけること。ここがぼやけてしまっては、行動しても「なんだかしっくりこないなぁ」と迷ってしまいます。自分の心と向き合う時間をつくって、実現させたい自分らしさを明確にしてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)