広瀬すず主演ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)が1月17日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は8.0%だった。
第1話は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者と結婚式の打ち合わせのため上京するも、待ち合わせた喫茶店で別れを告げられる。結婚のため、節約を続けてきた浅葱は、高級ホテルのスイートルームに泊まり、高級中華店で豪勢な食事をする。それは、自死を考えてのことだった。
浅葱が、大橋の欄干に足を乗せようとしたのを目撃した海野音(永瀬廉)は、とっさに助ける。海野にとって浅葱は九州でイヤホンを落とした時に出会った娘で、今朝、公園でも会い、中華店にもいたのだった。
このような話の導入に視聴者からは「イヤホンの入れ替わりは面白いと思えたが、東京で1日の内に同じ人と何度も遭遇することなんてあり得ない」「東京は村か? 偶然ばったり出会い過ぎ」など違和感があったようだ。
また、浅葱のキャラについて「今どきの地方出身者は標準語が話せるけどね」「生まれも育ちも九州ですが、こんなコテコテの方言で喋る子はいません。はっきり言って九州(田舎者)を馬鹿にしているとしか思えませんでした」など、不快に感じた人もいたようだ。
「純朴な田舎娘という設定の浅葱ですが、単にガサツで騒々しい子供のような女子でした。今時、公園の噴水で顔を洗う20代の女性なんていないでしょうし、喫茶店の席で、靴を脱いで足を持ち上げて拭いたりはしないと思います」(ドラマウオッチャー)
早くも途中脱落者もいた様子の今作。脚本家・北川悦吏子氏の王道ラブストーリーは今後、どんな展開を見せるのだろうか。