エアコン暖房を連日利用する冬。電気代の高騰に悲鳴も聞こえる中、いつもより電気代を確認するのが怖くなっていませんか?
三菱電機霧ヶ峰PR事務局が実施した『エアコン暖房の電気代に関する調査』によると、「節電は面倒」「やり方が分からない」という声が多いようです。「電気代の高騰が気になる」と回答した人が94.3%だった一方で、節電については「現在節電の工夫をしていない」人は79.2%もいたそうです。
節電を行わない理由のトップは「工夫をするのが面倒だから」で39.8%、次いで「工夫の仕方が分からないから」で30.1%という結果でした。とはいえ、無理に我慢してエアコン暖房を使わないと、寒さで室内の快適さを失うことになってしまいます。
三菱電機によれば、エアコン暖房は「設定温度」と「風向」と「風速」を意識することで、節電と快適さを両立することができるそう。これなら簡単にできるので、ぜひ試してみましょう。以下に、そのやり方をまとめてみましたので、ぜひ確認してくださいね。
■設定温度を1℃でも下げれば節約に
暖房時の設定温度を1℃高めに設定すると、約10%消費電力量が悪化することが三菱電機の試験で分かっています。加えて、風向きなどその他の設定を工夫することで、より節電効果を得られるのだとか。
■風は下向きに
暖房運転中の風向を、水平に対して60°以上“下向き”にすると、効率よく部屋を暖められるそう。冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上がっていく性質があるためなんだとか。温風を足元までしっかり届けることがポイントです。
■風速は強めに
風速は“強”がよいそうです。温風はまず床面に届き、床を伝ってから部屋全体に広がる性質があるため、強めにして素早く部屋全体を温めましょう。
ちなみに、エアコンのフィルターが汚れていると、消費電力の悪化につながるそうなので、フィルター掃除はこまめに行いましょう。十分にホコリが取れない場合は、フィルターを中性洗剤につけ置きして洗浄し、十分に乾燥させた後エアコンに取り付けるとよいのだとか。また、「フィルター自動清掃機能」のついたエアコンもオススメなんだそうですよ。