お笑いコンビ・千鳥が1月27日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)に出演し、仕事で泣きそうになったらどうするかについて語った。
ノブはMCとして絶対に泣いてはいけないという意識を持っていると話した。番組で感動VTRを観て泣きそうになったことがあるが、モニターの隅を見てVTRから意識をそらし、泣くのをこらえたという。
対して相方の大悟は「テレビで泣いたことがない」ときっぱり。ノブも大悟が泣いたのを見たことがないという。
これに視聴者から「大悟が泣いたの見たけど」「涙をこぼしたの見たけど」と、大悟がウソをついていると指摘する声が上がった。それは21年9月に放送されたバラエティ特番「千鳥の芸人C-1グランプリ」(テレビ朝日系)だと、テレビ誌記者は言う。さらに続けて、
「この番組は千鳥をはじめ30人の芸人が、さまざまなことに挑戦するという企画。大悟は『元野球部芸人 ホームランダービー』に挑みました。これは20球のうち何本ホームランを打つことができるのか競うもので、ココリコの遠藤やティモンディの2人など元野球部の芸人が出演。最後に挑戦したのは大悟。なかなかいい当たりが出ないと、ほかの芸人が大悟にアドバイスと声援を送りました。競争のはずが最後は一致団結。これに感動した大悟は涙を流したんです」
大悟は涙声になり、目にはキラリと光るものが。目からあふれ出た涙は頬をつたって流れ落ちた。泣いたのは確実。「泣いたことがない」はウソをついたことになる。
「大悟は泣いたつもりではないのかもしません。というのも、この時、大悟は涙を汗だと主張していました。泣いたという認識ではないのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
大悟の涙にテレビの前でもらい泣きした視聴者も少なくなかったようだが、相方のノブも前述のように「人志松本の──」で大悟の主張に同調している。“千鳥に涙は似合わない”という美学を貫いているのかもしれない。