今回、占うのは石橋貴明さん。とんねるずの番組を見て育った私にとって、石橋さんが最近、あまりメディア出演していないのは寂しいところです。そこで今回は「石橋貴明、逆襲のときはいつなのか!?」をテーマに占っていきたいと思います。
まず、石橋さんのホロスコープ(出生時の星の配置図)を見てみると、天秤座に星が3つも入っていることが目を引きます。まず、その人の生命力や性格、人生などを表す太陽。次に知性やコミュニケーション、対人関係、言語能力などを表す水星。そして、美的センスや愛情、恋愛対象などを表す金星。この3つが天秤座なんですね。天秤座は12星座の中で最もバランス感覚に優れていて、周りの環境に対して柔軟に対応し、どんな相手ともソツなく付き合っていくことができる星座。つまり、石橋さんは本来、誰からも好かれ、どういう環境下でも高い人気を誇るタレントだということがわかるのです。
ただし、感情や好みなどを表す月が、12星座の中でもプライドの高さで一、二を争う牡羊座。さらに、牡羊座は気が強くて負けず嫌いという特徴をもっています。それだけでなく、敵に対して非常に好戦的です。そのため、石橋さんに好意的な人物に囲まれ、人間関係が円満なときは良いのですが、ひとたび「敵」が現れると、即座に攻撃してしまうはずです。エネルギーや衝動を表す火星が、蠍座に入っていることも拍車をかけるでしょう。なぜなら、蠍座は物事を究めるという特性をもつ星座であり、それが攻撃に転じると、徹底的に相手を叩き潰す傾向が強いのです。
こうした数々の徳世に加えて、気になるのが石橋さんのホロスコープに表れた、星同士の角度。性格を表す太陽と、楽天的思考を表す木星が、90度という厳しい角度を取っています。ここからわかるのが、相手を見くびり、傲慢な態度を取りやすいという性格的部分でしょう。プラス、コミュニケーションや対人関係、言葉を表す水星も、木星と90度の角度なのです。そのため、自分よりも下に見ている相手に対し、キツい言葉を吐きやすいという一面も読み取れます。そんな石橋さんは、本来、人から好かれる性質をもっているのに、こうした態度で敵を増やしてしまったのかもしれません。
しかしながら、このままで終わる石橋さんではありません。状況が一変し、逆襲のチャンスを手にするはず。それは、2023年の5月以降になるでしょう。この時期、石橋さんの木星は、「復活・再生・逆転」を意味する位置に移動するからです。木星は幸運の星と呼ばれ、一年間の運勢を教えてくれます。木星が移動するまでの間、いかに敵を増やさないでいられるか。それが、芸能界で再びピークを迎えるポイントとなりそう。石橋さんの今後が楽しみです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。