松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(NHK)の第6話が2月12日に放送され、松本まりか演じる「くノ一(女性の忍者)」・女大鼠が話題となっている。
今回の大河ドラマは、小国に生まれた徳川家康が、死ぬか生きるかのピンチを乗り越え江戸幕府を開く波乱万丈のエンターテインメント。第6話では、再び本多正信(松山ケンイチ)と服部半蔵(山田孝之)が頭領を務める伊賀忍者・服部党が駿府に残された家康の妻・瀬名(有村架純)親子の奪還に向かい、難攻不落の上ノ郷城に忍び込む。
「そんな中、妖艶な姿で見張り役をおびき出し、奇襲を成功させるくノ一・女大鼠役を演じる松本まりかの演技は圧巻。武器を手にして大立ち回りを演じる松本には、ネット上には『今回は、まりか様の回でしたね』『ゾクゾクする』『必殺仕事“忍”』などのコメントが書き込まれています」(芸能ライター)
松本が大河ドラマに出演するのは、2000年に放送された「葵 徳川三代」で家康の孫・千姫を演じて以来、23年ぶり。今回、服部半蔵役を演じる山田孝之も竹千代(後の徳川家光)役で出演していた。
「松本と山田は、同じ20年に放送されたドラマ『六番目の小夜子』(NHK Eテレ)で共演。高い人気を誇ったことがきっかけで大河デビュー。山田と松本それぞれの名前の頭文字をとって“た”と“ま”と呼び合うほどの仲です。第6話でも作戦を成功させた服部党の労をねぎらうために、半蔵みずから握り飯を振る舞う場面が登場します。そこで半蔵の話を聞かず、握り飯に食らいつく服部党の面々を見て『お前らのことが嫌いじゃ』とぼやく半蔵の臀部を棒で強打するシーンは、松本のアドリブだとか。遊び心満載の服部党の演技には、早くもスピンオフを期待する声も上がっています」(前出・芸能ライター)
松本は2018年に放送されたドラマ「ホリディラブ」(テレビ朝日系)で演じたあざと可愛いキャラでブレイク。2021年にはORICON NEWS「2021年上半期 ブレイク女優ランキング」で1位に輝くなど快進撃を続けている。この作品でも、大きな話題となることは間違いなさそうだ。
(窪田史朗)