2月14日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)にて、KAT‐TUN・上田竜也が同グループの“空中分解”について思いを巡らせる場面があった。
この日のトークテーマは「鍛え上げた無敵ボディ vs 甘やかしボディ」で、「ジャニーズ最強になりたい」と豪語する肉体派の上田がゲストとして登場。長くボクシングで体を鍛えていることは知られており、身長170センチにして体重は「MAX48kg」まで減らしたことがあるという。
その食生活も徹底しており、「ササミしか食べないで10キロ走る生活を5~6年やってた」と言い、ストイックな日々を過ごしてきたようだ。
これに番組MCの明石家さんまが「メンバーに鍛えていることを何か言われないの?」と聞くと、上田は「言われないですね。KAT‐TUNはあまりほかのメンバーに興味がない感じです」と互いに干渉し合うことはないと説明。しかし、この発言を気にかけていたのか、それから時間が経過した番組終盤に「(先のコメントを)ずっと考えていて。もしメンバー同士、興味があったら、まだ6人だったのかなと思って」と正直な思いを口にしていた。
これにさんまは「KAT‐TUNは会うたびに減っていくよな。司会をする、こっち側の気持ちにもなれ!」とツッコんだ。
「KAT‐TUNは2006年に『Real Face』でCDデビューし、いきなりミリオンセラーを叩き出すロケットスタートを切りました。ジャニーズ事務所では珍しいヤンチャなワイルド系として人気を博すも、その“ヤンチャさ”が災いし、6人いたメンバーは2010年から2016年の間に半減してしまいました。同事務所で長く活躍した嵐やTOKIOといったグループに比べると、メンバー同士の不仲がささやかれることも多いため、上田はそうした要素がKAT‐TUNの空中分解の遠因につながったと考えているようです」(テレビ誌ライター)
現在では、KAT-TUNのエースとして君臨し、スポーツキャスターも任される亀梨和也に、肉体派の寡黙な上田、そしてバラエティ番組での活躍が目立つ中丸雄一と、バランスが取れているのも事実。人数は半分になってしまったものの、その個性は以前にも増して際立っているとも言えるだろう。
(木村慎吾)