2月20日に放送された番組「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)で、MCのマツコ・デラックスが番組内でインタビューを受けた高齢女性から大絶賛される場面があった。
番組では「冬のファッション」について街頭インタビュー。ゼブラ柄の派手なマフラーをまとった高齢女性が登場すると、「リサイクル時代だから、700円とか600円とか暖かいものを着てきただけ」「何を着ていても死にはしないから大丈夫。裸で歩く人はいないんだから」と持論を展開。スタッフがこの取材が「月曜から夜ふかし」であることを告げると、女性は「有名じゃない? あの方。マツ‥‥なんとかさん、太った人ね。あの方はね、笑っちゃうよねえ。お笑いの笑いとはわけが違うのよ」「本当にあの方は福祉。福祉だよ。心の癒しになるのよ」などマツコを大絶賛したのだ。
高齢者から存在自体が「福祉」と言われたマツコは、現在50歳である自身が将来「福祉される側=介護される側」になった時のこともしっかり考えている。
「2021年に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では『ジムに行くことになりました』と告白。当時のネットニュースの記事では、腰を痛めて動けなくなった時期があり、将来万が一寝たきりになり介護をお願いすることになったことを考えるとゾッとしてジム通いを決心したと報じられています。また、同年に出演した『月曜から夜ふかし』では、トイレに間に合わず2回も“小”を漏らしたことを告白。『本当に笑い事じゃないのよ』とも語っていました」(週刊誌記者)
長寿大国となった日本。介護問題は、もはや誰にでものしかかる問題。マツコを見習って、今のうちに対策を練っておきたいものだ。
(窪田史朗)