2月28日放送の男女逆転設定で話題のドラマ「大奥」(NHK)第8話に驚きとあきらめの声があがっているようだ。
「冨永愛演じる8代将軍・徳川吉宗が、男女逆転した世の中に疑問を感じ、『没日録』という名の『大奥』の歴史が記された日記を読んで学習するテイで進んでいたドラマが、この日の第8話でやっと吉宗にとってのリアルタイムの内容へと移行。第1話のみメインキャラだった吉宗が、7話ぶりにメインキャラとして戻ってきたんです」(女性誌記者)
第2話から第5話まで繰り広げられたのは、3代将軍・家光(堀田真由)と万里小路有功(福士蒼汰)とのピュアながら濃く深い恋愛模様。そして、第5話から第7話までは、5代将軍・綱吉(仲里依紗)と右衛門佐(山本耕史)との年月の積み重ねによって熟した愛と悲しみの恋愛模様が展開されたが、そのいずれにも多くの視聴者は胸をえぐられボロ泣きしたようだ。
「今作の『大奥』が始まる前は『キャスティングがイメージと違いすぎる』『大コケしそう』といった声がネット上には続出していました。が、7話までの間に視聴者の反応は見事に逆転しましたね」(前出・女性誌記者)
たとえば、「受信料を払う甲斐のあるドラマ」「大河ドラマより大河ドラマのような重厚感と感動が味わえる」「誰かに勧めたくなる芸術性、文学性が高い名作」など、ネットにも、称賛の声があふれていたのだ。
「ところが、今回の第8話で冨永愛がメインキャラに戻ると、ずっこけた視聴者が多かったようです。『冨永愛がメインに戻ったとたんのコメディ感をどうにかして』『これまでの重厚感を消滅させた冨永愛の女優力』『冨永愛にセリフ言わせちゃダメ。存在感と貫禄を活かした演出を頼みますよNHK』といった声が急増。第9話で新登場する三浦透子の演技力が注目されています」(女性誌記者)
どうなる「大奥」。