福田麻貴、自身の「卵子凍結」を告白!「仕事に前向きになれる」に賛否の声

 お笑いトリオ、3時のヒロインの福田麻貴が3月29日、「宇垣美里と考える『30からの歩き方』」(ABEMA)に出演。自身の卵子を凍結保存していることを明かした。

 3月15日に始まったばかりの同番組は、恋愛、仕事、プライベートなどさまざまな場面で転機を迎える30代の男女が、「人生の決断」を選択するきっかけとなった“コトバ”を紹介。そこから、「30代の歩き方」を学んでいくというトークバラエティ。第3回となるこの日の放送は「仕事」がテーマだった。

 VTRの中では「今の仕事を頑張ろうと思ったコトバ」として、「今は卵活っていう考え方もあるから、働きながら自分のカラダとも向き合える」という発言が。「卵活」とはサプリや生活習慣の見直しで、仕事を続けながら卵子の質を維持する活動のことだというが、その卵活に取り組む女性が紹介されると、これを受けて福田は、こんな告白をしたのだ。

「卵活っていうのを私、あんまり聞いたことなかったけど。実は無意識にしてて、私も。私、卵子凍結したんですよ」

 福田は結婚するかどうかはわからないが、「結婚しよう」と思った時が大分先になる可能性も考え、“保険”として卵子凍結をすることにしたという。続けて福田は、「それをしたことによって、逆に『今仕事を頑張ろう』っていう気持ちになったんですよ」と前向きになれたことを明かした。

 ネット上では、この福田の告白について「私もやろう」「いいと思う」といった声もあったが、「卵子保存しても質の問題は残るけどね」「その安心感で危機感みたいなの薄れそう」「若いに越したことないと思ってするんだろうけど、こーゆー人っていくつになっても産めると思ってるのかな。出産も育児も老体には大変すぎるんだが」など福田の行動を疑問視する声も多かった。

「卵子凍結は卵子の老化を防ぎ、若い状態のまま保存することができることがメリットと言えますが、当然デメリットもあります。まず保険適用外となるため費用は病院によって違い、高額になることもあります。また、新鮮な卵子に比べて妊娠率が低いとも言われています。日本産婦人科学会は健康な女性の卵子凍結について、最終的に決めるのは本人だとした上で『推奨しない』という見解を示しています。その理由は子どもが生まれるケースが限られること、卵子を採取する際のリスクが十分に伝わっていないことなどを挙げています」(医療ライター)

 当然と言えば当然だが、卵子凍結をしたから「全面的に安心」と言えるわけではないようだ。

(柏原廉)

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