TOKIO・松岡昌宏が主演を務める人気ドラマシリーズ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)。その第6シリーズが10月クールで放送決定となったと3月28日発売の「女性自身」が報じている。
「ミタゾノ」は16年にスタート。派遣家政夫・三田園薫が派遣先の家庭の内情をひそかに見聞きし、秘密を暴いていくことで家族を“崩壊と再生”へと導いていく痛快ヒューマンドラマだ。
「記事によると、昨年4月に第5シリーズを放送し、11月には初の舞台化もされた『ミタゾノ』の第6シリーズは放送枠が変更され、『金曜ナイトドラマ』として23時15分からの放送だったのが、10月から火曜21時にゴールデン帯に昇格。時間が繰り上がることで人気爆発が期待され、『ドクターX』を継げるような、テレ朝を代表するドラマにしたい意気込みだということです」(芸能記者)
人気ゆえの昇格と言えそうだが、ネット上では同記事について「ネガティブ感想で申し訳ないですが、深夜だからよかったのに…と、ならないことを祈ります」「ミタゾノさんの放送は嬉しいのですが、ゴールデンとなると、それなりの内容になるわけですよね。私としては、好きな人たちが見ればよくて、別に万人受けしなくてもいいのですが。作る側は、そうもいかないとは思いますが、今までの雰囲気は壊さないでほしいです」など、ゴールデン昇格が作品の質に関わるのではという不安の声が数多くあがっている。
「そもそも深夜とゴールデンでは視聴者層が違います。ゴールデン帯は主に子どもや年配の方、深夜帯は比較的若い世代が中心のため、深夜帯だからこそ許されていた際どいテーマや表現もゴールデン帯になると自主規制され、無難なものになるケースはよくあること。『ミタゾノ』ファンもそのあたりのことが心配のようです」(芸能記者)
次の「ミタゾノ」に求められるのは、様々な制約をかわしつつ視聴者を満足させ、ゴールデンの「壁」を“崩壊と再生”に導くことなのかもしれない。
(柏原廉)