恋愛は楽しいけれど、同時に疲れることもありますよね。ですが、毎回恋愛に疲れ果てて別れを選んでしまうのなら、それは何かしらの原因があるのかもしれません。そこで、「恋愛するといつも疲れてしまう……」女性についてみていきましょう。
■自分の“境界線”を持っていますか?
恋愛に疲れやすい人の特徴として、相手に尽くし過ぎるというものがあります。自分がやりたくてやっていることだとしても、尽くすだけではどんどん心身が疲弊してしまうのは事実。こういう女性は、自分と他人との境界線である「バウンダリー」が曖昧な可能性があります。
■バウンダリー・オーバーとは?
人はそれぞれ自分にとってのバウンダリーを持っていて、その範囲内では自分が責任を負うべきだと認識しています。ですが、このバウンダリーが曖昧だと、他人の責任範囲のことも自分の責任だと感じてしまうことがあるのです。これをバウンダリー・オーバーといいます。人に嫌われたくないという思いが強い人ほどバウンダリー・オーバーが生じてしまい、結果的に疲れてしまうのです。
■彼の家で家事をし過ぎていませんか?
恋愛疲れしやすい女性は彼の家に行ったとき、本来は彼の仕事であるはずの家事を自ら率先してやってしまうこともあります。これをすると自分の負担が増えるだけでなく、相手から「母親のようだ」と感じられてしまうことも……。どちらにとってもよいことはありません。
たとえどんなに好きな相手であっても、自分と他人の境界線はしっかりと守るべきです。そうしなければ、いつまでも恋愛に疲れを感じてしまうでしょう。逆に、自分と他人のバウンダリーがしっかりあれば、負担を感じずにいつまでも恋愛を楽しめるはずですよ!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。