「もっと集中して頑張らないといけないのに……!」とイライラすることはありませんか? 頑張れば頑張るほど疲労やストレスが蓄積して、集中力が減退してしまっているのかもしれません。集中力を長続きさせたい人ほど“休憩する”ことも大切にしましょう。
■集中力は「長くは続かない」と知っておく
人の集中力が続く時間は、一般的に30~90分程度。それ以上集中し続けようとしても、作業効率が下がってしまうケースがほとんどです。また、気力だけで頑張っても疲労やストレスで不調を引き起こしかねません。短時間ならギュッと集中しやすいですから、集中し続けたいときほど集中時間を短く設定するようにしましょう。
■こまめな休憩でリフレッシュする
集中し続けると、体力を消耗して疲れたり脳のエネルギーが不足したりします。また、同じ姿勢を続けることで体の一部分に負荷がかかり、血流が滞って冷えや凝りをひき起こすことも。これでは、逆に効率が悪くなってしまいます。
そのため、休憩時には水分や糖分を補給して、全身を大きく動かすストレッチやウォーキングをしたり別のことを考えたり音楽を聴いたりするなど、脳をリフレッシュさせることに取り組むのがオススメです。一度すべてのことを忘れるつもりでリラックス・リフレッシュに注力し、新しい気持ちで再スタートしましょう。
時間はかかるがていねいに、でもなるべく早く終えたいミッションがあるときには、事前に休憩時間を設定してからスタートしてください。リラックスタイムをうまく取り入れながら、集中力を磨いてくださいね。
(Nao Kiyota)