「英語を学ばせるのは早ければ早いほどいいと聞くけれど、どうしてなの?」と思ったことはありませんか? 実は、子ども時代だからこそ習得しやすい、こんな理由があるんです。
■音声を聞き取る力が優れている
生まれて数年で母国語を自在に話せるようになるほど、“聞く力”に長けているのが子ども。意味を理解できなくても音をまとまりでとらえ、まねっこして発音してみることで、経験値をぐんぐん高めることができるのです。
■繰り返しを楽しめる
一度覚えたフレーズを何度も口ずさんだり、同じ絵本や動画を何度も見たがったりと、子どもは“繰り返し”への抵抗があまりありません。覚えるまで何回唱えればいいのだろう……と余計な心配をすることなく、何度でも経験して自分のものにしていくことができます。
■間違いを恐れない
子どもは、意味が分からなくてもなんとなく使ってみたり想像して自分なりに受け取ったりすることが上手です。間違っているかもしれないから使わないのではなく、使いながら知っていこうとする姿勢があれば、日々の試行錯誤のなかで多くのことを学ぶことができます。
裏を返せば、大人も子どもたちのように楽しく反復演習することで、習得スピードを各段に高めることができます。親子で遊び感覚で取り組めば、言葉の習得が上手な子どもに背中を押してもらいながら、英語力をぐんぐん伸ばすことができますよ。
(Nao Kiyota)