決して夫婦仲が悪いわけではなかったようだ。
元AKB48の板野友美が4月26日放送の情報番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演。夫で東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手について語るなか、ちょっとした秘密を明かしていた。
高橋投手がWBC優勝に貢献した日本代表選手ということもあり、スタジオでは夫婦生活についての質問が続出。高橋投手を「旦那」と呼ぶ板野は、左利き投手であることから「左手をすごく大事にしている」と明かし、交際中から左手では手を繋がないといったルールを決めていたことも告白した。
ほかにも、娘も含めて高橋投手の左側には寝ないといった気遣いもしているとか。その一環で、そこまでするのかと視聴者を驚かせる配慮もしているという。
「高橋投手は結婚指輪も『左手の薬指にあんまりできない』のだとか。そのためネックレスに通して身に着けているようです。その告白に多くの視聴者が驚くなか、投手の繊細さを知る野球経験者からは《なるほど!》といった声もあがっていました」(スポーツライター)
プロ野球選手は試合中もネックレス等を装着しているイメージが強い。ただ投手に限っては野球規則により「いかなる異物も身に着けたり所持してはならない」と規定されている。もちろん指輪も厳禁であり、少なくても試合中の装着は不可能だ。
また利き手に関しては普段から、高橋投手のように指輪を一切着けないという例は珍しくないという。ボールを握る利き手の感覚は繊細で、なかでも投手は文字通りミリ単位での修正を行っている。その感覚を守るためにも指輪の着け外しで違和感が生じるのを避けるためだ。
「試合以外では非利き手に指輪を着けるケースが増えており、最近は健康管理機能を備えたオーラリングという指輪が流行っています。ただ結婚指輪は左手の薬指と相場が決まっているので、左利きの高橋投手は普段から忌避するほかないわけです」(前出・スポーツライター)
高橋投手のように結婚指輪をネックレスに通すケースは珍しくなく、元阪神の城島健司選手はグラウンドに出る前に、その指輪にキスすることで知られていた。きっと板野も夫があえて結婚指輪を指にはめないことを、むしろ誇りに思っているに違いないだろう。