流山おおたかの森駅を8時23分に発車した秋葉原行きのつくばエクスプレスの1両が突然、荒廃した未来へとワープ。乗り合わせていた見ず知らずの乗客68名は、水も食料もスマホの電波もない極限状態に陥ることになり、何とかして元の世界に戻ろうとサバイバルする物語が展開されているのが、ドラマ「ペンディングトレイン‐8時23分、明日 君と」(TBS系)だ。
5月12日には第4話が放送されるが、ストーリーに派手さを加味するため、無理なイベントを起こして注目を集めようとするドラマが多い中、このドラマはあくまでも乗客たちの人間ドラマがメイン。そのためネット上には「無理なく見ることができる」とする声が数多くあがっている。
「中でも注目されているのが、第1話の冒頭で上白石萌歌演じる畑野紗枝が、腕に赤ちゃんを抱きながら、つくばエクスプレスがホームに入ってくる様子を見て、何かを思い出しているようなシーンです。これには第1話放送後からずっと、山田裕貴演じるカリスマ美容師・萱島直哉か赤楚衛二演じる若き消防士・白浜優斗が『亡くなる気がする』と不安視する声があがっているんです。抱いている赤ちゃんに対しては、乗客の中にいる片岡凜演じる女子高校生・佐藤小春の設定が公式ホームページによると『恋人の和真(日向亘)も知らない秘密を隠しており、この秘密が今後の乗客たちの運命、そして物語を大きく動かしていく』とあるため、実は和真の子どもを身ごもっているのではないかと考察されており、第1話冒頭で紗枝が抱いているのはその子ではないかとする声が多いようです」(女性誌記者)
今後の展開から目が離せない。