フラれて失恋した人のほとんどが「もういちど彼と付き合いたい」と思うのでは。でも、復縁するのはかなり難しいですし、復縁してもまた別れてしまう人も多いです。では、復縁が向かない女性はどういうタイプなのでしょうか?
■過去を反省ばかりしている真面目な女性
失恋には原因が伴いますから、ある程度の反省は必要かもしれません。ただ、それがいき過ぎてしまうと、恋を楽しめない“不幸体質”になってしまいがち。人間誰しも失敗はあります。でも、「あのときとは違う判断をすればうまくいく……」のかというと、実はそうでもないんです。あのときの彼と今の彼とは違いますし、未来の彼もきっと違う。だから、過去事例ばかりを追いかけていると、また失敗してしまうのです。
■結婚願望が強過ぎる女性
フラれたということは、何らかの理由があるはずです。合わない部分があると判断されたから、一度はフラれたわけです。復縁したとしても、彼にとては「ひとつペナルティを持ったままである」ということなのです。
つまりは、様子をみようと思っている段階なので、出会ってすぐに付き合い始めるカップルよりも、相手があなたを見る目は少し厳しくなっています。この状況ですぐに結婚をにおわせたら、またすぐにフラれる可能性が高いです。結婚以前に、まずは彼があなたといて本当に楽しいと思えるようにすること。そこまでの時間をじっくり温めることが大切なのです。
■“秘密の時間”を作れない女性
男性って“もう自分のもの”と思った女性にはトキメキがなくなります。なので、あなたが彼に夢中というスタンスばかりみせていると、彼の心はどんどん遠のいてしまいます。フラれた後の復縁となればなおさらのこと。ある程度は、彼にみせない自分だけの時間を持ちましょう。
スペシャルな秘密を作らなくてもいいんです。家でひとり読書する時間、将来の自分のための学びの時間、女友だちとランチする時間……彼以外にも人生の楽しみはたくさんありますよね? そうやってさまざまなチャレンジをするために、彼とは別の時間を作ることがいいお付き合いにつながります。それが無理だと、なかなか復縁は難しいかもしれません。
いかがでしたか? もちろん、復縁って難しい。それでも「復縁したい!」と思うなら、彼との距離感を常に客観的にみていくことが必要なのかもしれませんね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。