血液型占いを信じている女性も多いと思います。ですが、相手と自分の相性を知りたいからといって、血液型を聞いて判断するのはやめたほうがよいかもしれません。その理由を解説します。
■血液型占いは当たらない?
多くの人が「A型は神経質で真面目」「B型は優柔不断」など、血液型によって性格を判断しているのではないでしょうか。エンターテインメントとしてこれらを楽しむのはよいのですが、実際の実験では血液型と性格には関係性がみられないと結論づけられています。
とはいえ、血液型の性格占いなどから自分の傾向を知ると「私はA型だから○○な性格だ」と思い込み、実際にその性格に近づいていくことも分かっています。
■血液型を相手に聞かない方がよいのはなぜ?
なぜ、知り合ってすぐの相手に血液型を聞かない方がよいのでしょうか。それは、血液型を聞くことで相手の性格を「○○だ」と決めつけてしまう可能性があるからです。そうすると「自分とは合わないだろう……」と、勝手に恋人候補を減らしてしまいかねません。
過去に、O型の男性と付き合って上手く行かなかった場合、「血液型は?」と聞いて「O型」と答えられた時点で「この人とは相性が悪そう……」などと思ってしまうのです。
■血液型を知らない方が純粋に相手をみられる?
人は「○○な人は○○だ」など、型にはまった考え方をしてしまいがちです。そこから抜け出すためには、最初から血液型を聞かないで、相手とたくさん会話をしたり一緒に過ごしたりすることが必要です。相手をよく知った後であれば相手の血液型を聞いても、その人をステレオタイプで判断することはありませんからね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。