10月5日の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)冒頭で、フリーアナウンサーの長谷川豊の番組降板が発表された。「レギュラー週8本を舐めんなよ」と豪語していた長谷川アナだが、わずか1週間で地上波のレギュラーをすべて失うことになった。
騒動を見てきた週刊誌記者は、「人工透析患者に関するデタラメな情報、命の価値に線引きをする傲慢な主張もさることながら、4日にアップしたブログの謝罪記事が降板の決定打になった」と今回の降板劇を分析。さらにこう続ける。
「訂正はされましたが長谷川アナは謝罪記事の中で、透析患者を取材した際に感じたこととして、『看護師にハラスメントまがいの言葉を投げかけ、食事の制限を守らない患者もいた。病院に利益をもたらしてやっているという姿勢に怒りを覚えた』と、この期に及んでも透析患者のイメージをおとしめる記述をしました。『悪ふざけで私の名誉を傷つけて楽しもうという連中が私をゲーム感覚で叩いている』とも書き、“自分は悪くない”と責任転嫁もしている。問題の本質に気づいていないのか意地なのかはわかりませんが、主張の撤回もしていません。『バラいろダンディ』は長谷川アナを続投させるつもりだったと思います。しかし番組で謝罪した直後のブログの内容がこれでは、かばいきれなかったのではないでしょうか」
同ブログでは「いつか人工透析患者を助けられるような人間になってみせます」とも述べているが、今後は一般社団法人「医信」の理事として、ブロガーとして人工透析問題に切り込んでいくのだろうか。
テレビレギュラーというかせが外れ、使い分けていたというテレビ用の人格を用いる必要もないだけに、発言はさらに過激なものになっていくかもしれない。
(笠松和美)