福山雅治主演ドラマ「ラストマン‐全盲の捜査官‐」(TBS系)の第8話が6月11日に放送され、世帯平均視聴率は12.6%を記録。今話までの世帯平均視聴率は12.8%と、今期ドラマの中でトップを走っている。
今回の物語の展開は、皆実広見(福山)の両親を殺害した犯人とされる護道心太朗(大泉洋)の父に関係のある41年前の事件の第一発見者だった元捜査一課長に、皆実と吾妻ゆうき(今田美桜)が会いに行こうとする。しかしその途中、自分とすれ違った男に違和感を覚えた皆実は、吾妻に後を追うよう指示する。男が乗ったバスに滑り込んだ2人。ところが、その男はバスジャックを実行。皆実に銃口を向け発射する。
その男は、シミズタクミ(京本大我)と名乗り、なぜか乗客たちにSNSで自身の顔と事件を拡散するように指示するのだった。しかし、シミズの目的は単なるバスジャックではなかった…。
視聴者の感想としては「他人事ではない。インターネットの恐ろしさがよくわかる話だった」「今回はネットの無責任さについて風刺が利いていた」「京本さんの演技凄まじかった。結局、自分のしでかしたことが無意味であったとわかった時の表情切なかった」など、ネットについて考えさせられる回となったようだ。
「前話で一度は決別した皆実と護道でしたが、皆実の『あなたは過去に縛られている。私は真実を知りたい。そのためには、あなたの力が必要』とのひと言で再びバディとなります。ラストに向けて41年前の事件がどんな結末を迎えるのか、ますます注目されることでしょう」(テレビ誌ライター)
いよいよ最終章に突入する6月18日放送の第9話。再生したバディから目が離せない。