女優・のんが6月17日に放送された八木亜希子がパーソナリティを務めるラジオ番組「LOVE&MELODY」(ニッポン放送)にゲスト出演。現在、再放送中でのんがヒロインを演じる朝ドラ「あまちゃん」(NHK)について、思い出話に花を咲かせた。
2013年上期に放送された宮藤官九郎が脚本を手掛けた朝ドラ「あまちゃん」の再放送が、NHK BSプレミアムにて4月にスタート。第一部では、岩手県三陸海岸沿いにある架空の街・北三陸市を舞台に、東京の女子高生・アキ(のん)が母・春子(小泉今日子)と里帰り。祖母・夏(宮本信子)の後を追って海女になり、人気を得て地元のアイドルになる姿が描かれる。このドラマで八木は、アキの親友・ユイ(橋本愛)の母・よしえ役で出演していた。
「のんは、このドラマを録画し、リアルタイムでも視聴しているとコメント。お気に入りのシーンとして、高校の潜水土木科に編入され潜った際、鼻が痒くて出してくださいと訴えているところをあげ、東京編では古田新太がプロデューサーとして出てくるので、『そのやり合いを見てほしい』と話していました」(女性誌記者)
舞台となった岩手県では4月に4市町村が運営する「道の駅」がオープン。さらにファンがクラウドファンディングでおよそ790万円を調達し、“あま絵”がラッピングされた列車「三陸元気!GoGo号」も4月15日から1年間の予定で運行中。再放送による経済効果を期待する声も上がっている。
「10年前、放送が始まると岩手県久慈市に訪れる観光客は116万人にも達したそうです。久慈市と周辺の4町村は『久慈市・北三陸あまちゃん観光推進協議会』を設立。放送終了後もおよそ500本のドラマや映画、情報番組などの映像作品が放送されたそうです」(芸能ライター)
のん自身も7月15日から17日まで、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われるJ-WAVE主催のフェス「INSPIRE TOKYO 2023」に出演。新たな飛躍を期待したい。
(窪田史朗)