新ドラマ「CODE‐願いの代償‐」(日本テレビ系)でフリーの雑誌記者・椎名一樹を演じる染谷将太と、コミュニケーションを取ることが苦手なハッカー・三宅咲を演じる堀田真由。2人が並ぶと、どうしても前クールで放送されていたドラマ「風間公親‐教場0‐」(フジテレビ系)が頭によぎってしまうと指摘する声が多いようだ。
2人が演技派であることは誰もが認めているところではあるが「染谷将太と堀田真由が話してるシーンを見てると、ついキムタクの声で『風間公親だ』とか『君には交番勤務に戻ってもらう』ってセリフが頭の中で聞こえてくる」「染谷さんも堀田さんも『教場0』とは全然違うキャラを演じてるのはわかるんだけど、刑事ドラマやるなら1クールくらい空けてからじゃないと気持ちの整理がつかない」「なんで同じ役者ばっか使い回すのかな。演技達者な役者ほかにもたくさんいるのに。このドラマは主役の坂口健太郎も連ドラ連投だし」など、昨今の連ドラキャスティング事情に物申す声も少なくない。
「7月スタートの新ドラマでは、赤楚衛二、波瑠、菊池風磨、小芝風花といった顔ぶれも連ドラに連投していますから、彼らが出演する新ドラマでも『前クールのドラマと混同する現象』が起きそうです。しかし、杉本哲太や野間口徹などのように、気付けばずっと連ドラ出演していても気にならない熟練俳優がいるのも確か。すでに彼らと同じ熟練の域に達しているのが、8月18日スタートの新ドラマ『ブラックポストマン』(テレビ東京系)で主演を務める田中圭ではないでしょうか。また、7月6日スタートの『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』(テレ東系)で観月ありさの夫役を演じる吉沢悠も“ヒロインの夫役俳優”として、熟練の域に迫ってきているのでは」(女性誌記者)
染谷と堀田には「教場0」を上回る見応えのある演技をお願いしたい。