オリエンタルラジオ・中田敦彦が自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学‐NAKATA UNIVERSITY」で、ダウンタウンの松本人志に“お笑いコンテストの審査員何個かやめて”提言動画を公開したのはさる5月29日。物議を巻き起こしたのは記憶に新しいが、双方が「直接対決」することもなく、いまだにモヤモヤした感じが残ったままだ。
そんな中、中田が7月9日に更新した同チャンネルで、相方・藤森慎吾の自宅を訪れ、反省の弁を語った。しかし、これが「まるでオリラジのコント!」「本当に反省してるのか?」とこれまた話題になっている。2人のやり取りの一部を紹介すると…。
中田「謙虚にいきたい。ナンバーワン謙虚。謙虚無双。謙虚界の天才」
藤森「ダメダメダメ、それもう謙虚じゃないんだもん」
中田「謙虚になることに誰よりも貪欲」
藤森「難しいな。この人難しいな。いや間違ったこと言ってないんだけどなあ」
中田「中田の弱点が今回浮き彫りになった。それが人間力と精神力。どのようにして鍛えるか。謙虚一発勝負です!」
藤森「だからダメなんだよ、しゃべり方が謙虚じゃねえんだよ!」
そこから藤森が2年前に上梓した著書「PRIDELESS(プライドレス)」を持ちだし、帯に「こだわらない、逆らわない、競わない、諦めない」と記されていることから、「こだわり、逆らい、競い」といった真逆の人生を歩んできた中田は、「これ、全人類が読むべき聖書ですよ!」と話題を藤森にシフト。ネット上には、中田が藤森を前に反省しているように見せて笑いに昇華させる、「これは中田の『反省芸だ!』」といった声も見受けられた。
「キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサックKAJISAC』の7月8日配信回に出演した中田は、松本への提言動画に触れ『まずはやってみよう』といった思考だったとし、『それ以降を予測するのって非常に難しいというか、前例ないじゃないですか』と、打算はなかったと吐露していました。しかし、提言動画が広まりはしたものの、提言内容について議論されないことに首を傾げる様子もみられましたね」(ネットライター)
人間力を上げなければ、自身の意見が影響力を持たないことも実感したようだが、はたして中田の反省心は、どこまでが本物なのだろうか。
(所ひで/YouTubeライター)