あると便利で、気がついたらどっかに行ってなくなっちゃうのがクリップ。だから、クリップが必要な時になると、あれ~どこだっけ~、ここになかったっけ~、となるのがクリップ。定位置を決めておけって話なんですが。
ということで、IKEAの新商品、ORINGABBORRE(オーリンガッボレ、Oの上に「‥」)499円。袋留めクリップ9個(大3、小6)、色はグレー、グリーン、イエローの3色セットです。今までのIKEAの袋留めクリップといえば、BEVARA(ベヴァーラ)のような、スティック状で、パカっと開くタイプのものだったんですが、スティック状のは袋に厚みがある場合、長さがないと難しい、ということが往々にして起こる。しかしオーリンガッボレだと袋に厚みがあっても閉められる!IKEAのコーヒー豆の袋、紙と厚めのビニールの2重包装で、ベヴァーラだと開封部を折り重ねて閉じることができなかったんですが、オーリンガッボレなら大丈夫。これでコーヒーの酸化を少しは防ぐことができるようになった…はず?
そして、スティック状のクリップと違い、オーリンガッボレは持ち手に穴が空いているので、フックにひっかけて使うこともできる。吊るす系、ぶら下げる系でも便利に使えそうな気がします。
そして、カーテン売り場の近くで見つけたRIKTIG(リクティーグ)499円という24個入りのカーテンフック。引っ掛ける部分の「?」みたいなパーツと、クリップ部分を繋げて使います。IKEAのサイトには、長さ17cmと謎のサイズが書かれていますが、つなげた場合、長さ約6cm。クリップ部分は1×2cmのミニクリップです。
実際に使ってみると、布をつかむ力は小さいながらもがっちりしっかり。そしてステンレススチール製なので、バスルームでも使えるとのこと。なので部屋の中の間仕切りとか、ちょっと隠したい、というところに紐や細めのポールをつけてこれを吊り下げる、とかが気軽にできる感じです。我が家ではいわゆるパイプ棚で使っているのですが、引っ掛けるものの太さによっては、「?」マークみたいなパーツの円部分をペンチで一度広げてから引っ掛ける必要があります。
何よりも、クリップ自体が小さいので、存在を主張することなく馴染む。そして、いわゆるカーテン用に縫われた布じゃなくてもカーテンとして活用できるのは、気軽に部屋の雰囲気を変えたい人に良さそう。カーテンって、一度買っちゃうとずっとそれになっちゃうからね。冬は暖色系、夏は涼しげな色に、とか、今日はカレーだからアジアンテイストな布、映画を見るから黒い布…と、フレキシブルに変えるのもいけそうです。
アンダー500円なのに優秀なIKEAのクリップ2種。分厚いものを可愛く留めたい、とか、ファブリック系でインテリアをもっと自由に楽しみたい、という時におすすめですよ!
(ロドリゴいしざわ)