「どうしても部屋が片付けられない……」と悩んでいませんか? ゴミ屋敷とまではいかないけれど、モノがいつも部屋の床の上に散乱していて、とてもきれいとはいえない状態が続いているという人も多いのでは。これってどうすればいいのでしょうか。
■片付けられない原因は“後回し癖”にあり!?
そんな人のよくある習慣として“後回し癖”があります。例えば、何かモノを使い終わった後に元の位置に戻すのが面倒に感じたり、すぐに他の作業に取り掛からなければならなかったりするときなどには、「とりあえずここ置いておこう……」と放置しがちです。これが10個、20個と積み重なっていけば、床にモノが散乱している状態になってしまいますよね。
こういうタイプの人は、なんとか片付けたとしても今度はどこにしまったのかが分からなくなり、数日後にはまたモノが床に散乱している状態に逆戻りしてしまうこともあります。
■片付けの後回し癖の対策は?
片付けを後回ししてしまう癖は、どうすれば直せるのでしょうか? 実際に、直した人の対策をみていきましょう。
●片付けをサボっていること、後回しにしたことを認める
自分の悪い癖を直すときは、自分を客観的に把握して悪い癖を認めることで、直しやすくなるといわれています。まずは、片付けを後回しにしているという事実を認めることが、ひとつの解決策となるかもしれませんね。
●タスクの全体を把握する
これから何かを始めようとしたときは、タスクの全体が把握できない状態ではやる気を起こしにくいといわれています。何をやればいいかが明確に分かっていれば人は動きやすいのです。漠然と片付けるのではなく、タスクを細かく切り分け、TODOリストを作ってみましょう。
●誰かと一緒に片付ける
家族がいる場合は、家族と一緒に片付け作業を行うというのもひとつの方法です。人は、共同作業、つまり誰かと一緒に行動するほうが楽に動けるといわれているからです。
●5分だけと時間を決めて行動する
それでもダメなら、「5分だけ」と決めて、ひたすら片付ける行動を取るのもよいでしょう。一度片付け始めると、「なんだ、思ったほど難しくないな」と気付けるかもしれませんよ。
いかがでしたか? もし、片付けを後回しにしてしまう癖があるなら、ぜひ試してみてくださいね。