ジャニーズ事務所が9月7日の記者会見で、創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害疑惑を認め、謝罪した。その後、ジャニーズタレントを起用する企業に見直しの動きが広がっている。
「ジャニーズの会見後、嵐・相葉雅紀をイメージキャラクターに起用している東京海上日動火災保険が、ジャニーズ事務所との契約解除を検討していると明らかにしました。さらに、嵐を広告に起用していた日本航空も起用を見送ると表明。他にアサヒグループも、これまで『三ツ矢サイダー』に櫻井翔や相葉、『ミンティア』にSnowMan、ビールに嵐・二宮和也ら4人組YouTubeユニット『ジャにのちゃんねる』メンバーなどをイメージキャラクターとして起用してきましたが、『人権方針に反する』として契約を終了すると発表しています」(芸能記者)
そんな企業の発表後、アサヒグループ公式Xアカウントのコメント欄や、一部ジャニーズファンのSNSには「こんな企業だったとは本当に残念」「オタク舐めんな。三ツ矢サイダーは2度と買わない!キリンレモン買うわ」「散々世話になったジャニーズを切るなんて。もう他社商品を買います!」などと怒りの声が殺到することに。さらに、商品の不買運動を呼びかける一部ファンも現れたという。
「SNSでは、アサヒなどジャニーズと契約を解除する企業の商品名をリストアップし、不買を呼びかける一部ジャニーズファンも出始めています。そんな中、『午後の紅茶』でSnowMan・目黒蓮、キリンビール『ホームタップ』でジャニーズWEST・重岡大毅を起用するキリンも、契約満了後はジャニーズを起用しないと発表。このように大手メーカーの起用見直しが続いていることで、ネットでは『ジャニーズファンはそのうち水道水しか飲めなくなりそう』『「アサヒは不買だ!キリンがある!」って言っていたのに、その日のうちにキリン飲料も飲めなくなるの可哀想』と、ジャニーズファンに対し心配や同情する声があがっています」(前出・芸能記者)
今後も企業のジャニーズ離れは続いていくものと思われる。はたして、ジャニーズファンは今後も不買を続けていくのだろうか。