「えっ、こんなもんだったっけ?」と、男女7人組の実力派パフォーマンスグループ「AAA」の生歌に視聴者が拍子抜けしたようだ。
AAAは10月28日に放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に6年ぶりに出演。NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングテーマを演奏していることで有名なバイオリニスト・三浦文彰とコラボレーションして、新曲「涙のない世界」をパフォーマンスした。
「Mステ」は6年ぶりでも、「NHK紅白歌合戦」には6年連続で出演を果たしている文句なしの人気グループだけに安定のパフォーマンスと思いきや、今回のAAAへの視聴者の反応はまったくパッとしないものだった。
「與(あたえ)真司郎が歌詞を間違える場面もありましたが、最も多かった反応としては『歌が上手くなかった』というもの。特に女性陣の宇野実彩子、伊藤千晃の歌声が安定していなかったという指摘が多く聞かれました。確かにハモるべき部分がまったくハモれてなかったりなど、予想したパフォーマンスとは程遠く、そのため視聴者からは『AAAってこの程度のレベル?』『ちょっと買いかぶり過ぎてた』『ただのアイドルに成り下がってた』など、辛辣なコメントが目立ちましたね」(エンタメ誌記者)
この喜ばしくない反応に対し、AAAファンからは「いやいや、いつもはもっとうまいですから!」「今回は緊張していただけ」「いつもとは違ったスペシャルバージョンだから」とかなり取り乱したフォローが見られた。
「メンバーによって実力差があるのは否めませんが、西島隆弘のように歌唱力の高さをしっかり評価されているメンバーもいるだけに、ファンとしては一括りに“歌が下手”と言われて許せなかったようです」(前出・エンタメ誌記者)
確かに、イージーな口パクを選ばないだけでもアーティストのプライドを感じるのは事実。次回「Mステ」に出演する時には、アンチをギャフンと言わせてほしいところだ。
(佐伯シンジ)