もうすぐ最終回を迎えるNHK朝ドラ「らんまん」。もっとも役者として株を上げたと評判なのが、井上竹雄(のちに槙野)を演じる志尊淳だ。
主役の槙野万太郎を演じる神木隆之介も、もちろん役者として株を上げたのだが、志尊が神木を上回ったのは、何と言っても「らんまん」出演オファーを受けた「きっかけ」が大きいだろう。
「『らんまん』のオファーが来た当初、志尊には別の仕事が入っていたそうです。ところが、自分とプライベートでも仲のいい神木が、普段出さないような“仕事への貪欲さ”を『らんまん』に対して見せていたといいます。志尊はとても悩んだ末、神木の役者人生を少しでも支えられたらと思い出演を決断。この熱い友情のもと、神木扮する万太郎のよき理解者である竹雄を演じていることが、視聴者にもちゃんと伝わったんですよ」(女性誌記者)
そんな「竹雄」として神木「万太郎」を支えてきた志尊が、10月20日スタートの新ドラマ「フェルマーの料理」(TBS系)で高橋文哉とW主演する。志尊は金髪のカリスマシェフ・朝倉海となって、高橋演じる数学者への夢に挫折した高校生・北田岳に手を差し伸べて支えるという。
小林有吾氏の同名漫画が原作のこのドラマは、岳(高橋)が作った学食のナポリタンを海(志尊)が食べたことをきっかけに2人の関係がスタート。海は都内にある二つ星レストラン「K」のオーナーシェフで、史上最年少にして星を獲得した若き天才シェフとして知られている。そんな海が高校退学の危機に瀕した岳に助け舟を出すのだ。
「すでにドラマ公式のインスタグラムやX(旧ツイッター)には、金髪に黒いスーツを着た志尊の動画や写真が投稿されており、ネット上では『竹雄とは180度違うビジュでかっこよ』『95%が脚の志尊淳ならではの黒スーツ姿はまさに眼福。10月からの金曜の夜が楽しみ』『志尊淳はビジュだけでなく演技力も高いから期待しかない』といった、新ドラマを待望する声があがっています」(前出・女性誌記者)
この秋は、金曜夜にお腹を空かせる人が続出しそうだ。