“読書の秋”ともいわれるこの時期。でも、「読書をしたいと思っているのに、まったく実現できない……」と悩んでいませんか?
忙しい日々の中でまとまった時間を捻出することは簡単ではありませんが、ちょっとした時間なら毎日のように本を開き、内容に触れることができます。まずは、ほんの少しでも内容をかじるところから、次のような工夫を取り入れて始めてみませんか?
■1分でも本を開く時間をつくる
家の中では手の届きやすいところに本を置き、移動中は持ち歩き(または電子書籍を活用し)、いつでも本を開ける環境を整えて、ほんの数分の時間でも本の中身に触れるようにしましょう。たった1分でも何かしらの情報に触れることができ、本の世界の雰囲気を味わうことができます。先が気になったらしめたもの。もう少し時間を取れそうなタイミングで、じっくり読みましょう。
■時間捻出のヒントをもらえる本を読む
あれこれ試行錯誤をしても読書に集中できる隙間時間を増やせない場合は、さまざまな人の工夫を除いてみるのもひとつの方法です。忙しい日々の中でも読書時間を確保している人がどんなタイミングでどのくらいの時間を割いているのかを調べてみると、自分のライフスタイルでも実現可能な方法に出合えるかもしれませんよ。
■ソーシャルメディアの代わりに読書でリフレッシュする
隙間時間ができるとついついソーシャルメディアを眺めてしまうという場合は、その時間を読書に変えることで改めて時間を捻出することなく読書時間を増やすことができます。ソーシャルメディアを眺めるたびに新しく読みたい本に出合ってしまうという人は、まずは目の前にある本に集中してみると、読みたい積読が読み終わった本に変わっていきますよ。
読書をタスクにするのではなく、気分転換やリフレッシュとして楽しむことができれば、毎日のように“読みたく”なります。まずは、そんな気持ちにさせてくれる1冊を決めるところからスタート。読書のある日々がどんな世界かを楽しみに、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)