多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の人気俳優4人が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)が10月12日にスタートし、世帯平均視聴率は5.9%だった。
今作は、「男女間に友情は成立するのか」をテーマに、4人の男女が紡ぎ出す「友情」と「恋愛」、そしてそのどちらとも違う「感情」を描いているという。学習塾の講師・潮ゆくえ(多部)、会社員・春木椿(松下)、美容師の深雪夜々(今田)、イラストレーターを目指す青年・佐藤紅葉(神尾)という、年齢も性別も育ってきた環境もまったく違う4人が、どのような関係性を築いていくのかが主軸のようだ。また、昨年10月期に、同じフジの「木曜劇場」枠で放送され、社会現象にもなった「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家の生方美久氏が、再びタッグを組んでいることも話題になっている。
「ネット上の視聴者の感想としては『ドラマのテンポ感結構心地いい』『共感できる部分が凄くあってよかった』という肯定派の声もありましたが、『矛盾している所が多すぎて脱落』『期待して見たんだけどいまいち』という否定派も少なくありませんでしたね。まず、信じられないシチュエーションに戸惑う視聴者が多かったようですね。初めて飲みに行った同僚の深雪(今田)とその日に体の関係を持とうとする相良大貴(泉澤祐希)。花屋のオーナーが、初めてきた客の潮(多部)に、自分の息子の春木(松下)の家に花を届けるようお願いする。春木の家を訪ねた潮と偶然出会った深雪と佐藤(神尾)が、春木の家でお茶をする。4人を出会わせるための展開に無理やりな感じがしました」(テレビ誌ライター)
不思議な出会いをした4人が、今後どんな人間模様を見せてくれるかに期待したい。