あなたは職場で「セクハラ」を受けたことがありますか? 口には出さないものの、多くの女性がセクハラに遭っているようです
■どこまでがセクハラなの?
セクハラとは「セクシュアルハラスメント」の略称で、職場において起こる場合、他者を不快にさせる職場や職場外における性的な言動のことを指します。つまり、オフィスでの勤務中でも、飲み会の席でも、帰り道でも、性的な言動で不快に感じたらセクハラというわけです。
セクハラは男性から女性に行われるものに限らず、女性から女性、女性から男性、男性から男性に対して行われるものも対象になります。
■セクハラの体験談
セクハラを受けたことのある働く女性たちは、次のように話しています。
「上司が彼氏の有無を何度も聞いてくる」「不倫の誘いがあった」「入社1年目の飲み会で既婚上司に胸を触られたけど泣き寝入り。今なら確実訴えてる!」「飲み会のときにえげつない下ネタを言ってくるおじさん。ドン引き!」など、未だに明らかなセクハラが蔓延しているようですね。
■セクハラを受けたらどうする?
厚生労働省の公式サイトによると、ハラスメントは受け流しているだけでは状況は改善されないため、「やめてください」「私はイヤです」とはっきり自分の意思を伝えることが必要なんだそう。そして、我慢したり無視したりすると、事態をさらに悪化させてしまうかもしれないともあり、問題を解決していくことが悩んでいる他の人を救うことにもつながると書かれています。
その場で意思表示ができない場合でも泣き寝入りせず、まずは会社の人事労務などの相談担当者や信頼できる上司に相談することが大切ですね。