読み返したときに分かりにくかったり、後から必要な情報をピックアップしにくかったりすると、せっかくのメモ取り=ノートテイキングももったいないですよね。メモの成果を最大限生かせるよう、次のようなノートテイキングを意識してはいかがでしょうか。
■キーワードを大きく書く
すべての文字を同じ大きさで書くと、読み返したときに必要なワードを探すのに苦労してしまいます。でも、明らかに重要で後から何度も見直したいことが分かっているキーワードを大きく目立つように書いておけば、メモやノートを眺めるだけで情報が入ってくるようになります。
ノートテイキングではきれいに書くことを意識するのではなく、必要な情報が目に飛び込んでくる書き方を意識することが大切です。文字を大きくするだけでなく、文字の色を変えて目立たせるのも有効ですよ。
■要点のみを書くようにする
細かな説明までびっしり書き込んでしまうと、後から読み返すこと自体が大変になり、活用しにくくなってしまいます。確実に必要なものではなく、すでに理解していたり調べればすぐに確認できたりする内容であれば、思い切って要点のみに絞って書き込むのがオススメです。
とりあえず全部書いておくことによる安心感が減ることで、しっかり覚えておこうとする意識も高まります。
■1ページ1項目にしてタイトリングをする
小さなノートを活用して、1ページに書き込むのは1トピックのみに絞るようにすると情報を探しやすくなります。その際に、メモしたりまとめたりした内容が分かりやすいタイトルを決めて、大きく書き込むのがよいでしょう。
タイトルを見るだけで内容を大雑把に把握できるようになれば、膨大な情報から必要な情報を探し出す手間を最小限に抑えられます。大量の用語をまとめて使い分けたいときにオススメの方法です。
メモやノートの書き方ひとつで、その後の活用に対するモチベーションも変わってきます。走り書きでも、要点が分かりやすくキーワードが目立っていれば、後からでも理解可能です。検索のしやすさを重視したノートテイキングで、メモやノートを大活躍させてくださいね。
(Nao Kiyota)