11月14日に放送されたバラエティ番組「SMAP×SMAP」（フジテレビ系）の視聴率が、6.4％だったことがわかった。この数字は、今年度のワースト記録だという。
「今年の1月にメンバーが生放送で謝罪した回は、30％を超える高い視聴率を記録したものの、通常回に戻ってからは徐々に数字が下降していき、ついに6％台まで落ちてしまいました。またこの日は、裏番組の『しゃべくり007』（日本テレビ系）に、世界的に大ブレイク中のピコ太郎が出演し、13.4％という高視聴率を記録していますから、そちらに視聴者を奪われてしまったのも原因でしょう」（テレビ誌記者）
今回「スマスマ」は、看板コーナーの「ビストロSMAP」を放送。ゲストにはお笑い芸人の8名が登場した。だが同企画のゲストといえば、今月初め、海外歌手のレディー・ガガが自身のインスタグラムにて、ビストロの皿やスタジオ裏と思われる場所で撮影した写真を投稿したことで、「次に放送されるのはガガだ」とファンの間で騒がれていた。
しかし今回の放送は芸人がゲストで登場し、さらに予告でも日本ハムの野球選手や、小堺一機と関根勤の登場が発表されるなど、一向にレディー・ガガの回が放送される気配はない。
その理由は、現在の政治情勢が影響している可能性があるという。
「レディー・ガガといえば、先日のアメリカ大統領選にて落選した、ヒラリー・クリントンの熱烈な支持者として知られています。そして最近は、当選したドナルド・トランプの自宅前でプラカードを持ち、抗議活動を行っている。そのため、今の時期に彼女の回を放送するのは、政治的な色合いが強くなるため、バラエティ番組としてふさわしくないと判断された可能性があります。このままだと最悪の場合、お蔵入りか、または最終回に放送となるかもしれません」（前出・テレビ誌記者）
最終回まで残りわずかとなり、放送するタイミングが限られている「ビストロSMAP」。はたして彼女のゲスト回が、無事に放送される日はやってくるのだろうか。
（森嶋時生）
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