毎年やってくる年末。「また、大掃除かぁ……」と気が滅入っていませんか。でも、大変な大掃除も「去年よりもラクに効率よくできる」と思えば楽しくなってくるものです。去年より大変な思いをしなくていいよう、確実によりよくするために次のような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
■所用時間や使用したアイテムを“記録”する
使用する洗剤の種類や掃除の順序によっては、大幅に作業効率を高められるケースもあります。「こうしたらよかった」を発見しても、1年後には忘れてリセット……ではもったいないですよね。そこで、ぜひ実行していただきたいのが“記録”です。
話題の洗剤を買ってみたり使用するたわしやスポンジ、掃除グッズを変えてみたりしたら、その感想を簡単でいいので書き留めておきましょう。次は別のものにしたい場合も、次も同じようにしたい場合も、翌年の自分に引き継ぐことができますよ。
■記録するときに注意したいこと
大掃除グッズはたまにしか使わないため、追加購入が必要なものがあるかどうかをチェックするのが面倒だったり、いざ掃除を始めようと思ったら「あれがなかった!」とがっかりしたりしやすいもの。
お掃除グッズには使い捨てのものだけでなく、使用期限があるものや長く使えるものがありますから、何を使ったか、なくなりそうなものは何か、追加購入が必要なものがあるかを記録しておくと、次回のスタートが格段に楽になります。
■数年に1度でいいタスクも記録しておく
水回りのコーティングなど、数年に1度行うと日々の掃除や大掃除が格段に楽になる作業は、“数年に1度”であることがネックになって忘れてしまいがち。そんなタスクも、「次回は何年に行う」というメモが残っているだけで忘れにくく、やらなくていい年にやってしまうという非効率なミスも防げますよ。
ぜひ、このようにして「我が家の大掃除ブック」を作ってください。必要なことを1冊にまとめておけば、その都度さまざまなところにメモしてどこにあるか見失うこともありません。大掃除をしたらブックに書き込むことを習慣にして、毎回の大掃除をどんどん楽に効率よく進化させてくださいね。
(Nao Kiyota)